ヨガマットやウエアも購入してヨガにチャレンジした私。ウエアはかわいいけど、ヨガの動きはどうも地味で私には合わないらしい…。もともと体が硬い方で、ストレッチや柔軟体操が苦手だったことをすっかり忘れてた。
地道に続ける運動や生活改善は私には難しいみたいだから、手っ取り早くスッキリできるサプリメントはどうかな、と。そこで、便秘の改善のためのサプリについて調べてみることにしたんです。
腸の動きを活性化させたり、腸内環境を整える作用がある成分を配合しているサプリメントが多いようです。
ここでは主な成分をピックアップしてそれぞれのメリットを紹介しましょう。
食物繊維には水溶性と不溶性があります。
例えば、玄米などに含まれるセルロースは不溶性食物繊維で、老廃物を吸着して排便を促す効果があり、こんにゃくに含まれるグルコマンナンは水溶性食物繊維で、食べ物の消化や吸収を穏やかにする効果もあるそう。
不溶性食物繊維は保水性が高いため、腸内で水分を吸収して腸の働きを活発にしてくれます。さらに、大腸内で発酵されるとビフィズス菌が増えて腸内環境の改善にもなるんです。一方の水溶性食物繊維は、不溶性食物繊維より発酵性が高いため、ビフィズス菌を増やすのに効果的。食品に使われる水溶性食物繊維には、難消化性デキストリンやポリデキストロース、大麦βグルカンなどがあります。(注1)食物繊維は2種類をバランス良く摂取するのがコツです。
ほかにも、免疫力を高める不溶性のβグルカンや、腸内の乳酸菌を増やすと言われる水溶性のペクチンもサプリメントに良く配合されている食物繊維。含まれている種類を確認し、得られる効果についてチェックして選べば、自分にピッタリの効果が期待できます。
注1:「食物繊維の分類と特性」(2018年10月20日アクセス)
腸内の善玉菌である乳酸菌そのものを取り入れられるサプリメントなら、善玉菌を直接増やして腸内の環境を整えることができます。
商品によってビフィズス菌やガセリ菌など、菌の種類がたくさんあってそれぞれ作用が異なるので、自分の体質に合った菌を見つけられれば、より高い効果を実感することも◎。
乳酸菌やビフィズス菌は腸内環境を整える善玉菌として知られていますが、両者には違いがあります。乳酸菌は球状になっているのに対して、ビフィズス菌は枝状になっている菌です。また、乳酸菌は発酵食品や乳製品などに多く生息していますが、ビフィズス菌は人や動物の腸管にもともと住んでいるという違いもあります。(注2)どちらも腸内環境を整えるために有効な菌なので、サプリメントで増やしていきましょう。
注2:「ビフィズス菌と乳酸菌の違いを教えてください。」(2018年10月20日アクセス)
3種類以上の糖質が結合した形のオリゴ糖は、腸内の善玉菌のエサになります。
選ぶポイントはオリゴ糖の種類に注目すること。オリゴ糖を配合したサプリメントは様々な種類が出回っています。穏やかに便秘を改善する効果があるので、お子さんや妊婦さんなどでも安心して利用できるのがメリットです。
マグネシウムのサプリメントは、血圧や血糖値の調整・高脂血症や糖尿病の改善などを目的に開発されています。
カルシウムの吸収を高めるために、カルシウムと一緒に配合されているサプリも。
便秘の改善に有効とされているのが酸化マグネシウムです。酸化マグネシウムを摂取すると、腸内で炭酸水素マグネシウムに変化します。炭酸水素マグネシウムは腸壁から水分を吸収するため、便がやわらかくなり排出しやすくしてくれるのです。(注3)
注3:「よく使われる便秘のお薬について」(2018年10月20日アクセス)
便秘に効くサプリメントとして、私のような頑固な便秘に悩んでいる人にも効果が期待できそうなのは、食物繊維と乳酸菌じゃないかな、と思います。
乳酸菌は善玉菌を増やして腸内環境を安定させ、お通じを良くする直接の効果が期待できますし、食物繊維は腸を刺激するのと同時に便を増やして排泄しやすくする作用があるので、この2種類を組み合わせて摂取すれば「明日の朝には快適なお通じがきっとやってくるはず」と期待して飲んでみることにしました。
市販の便秘薬は刺激性が高く、腸の自然なぜん動運動を阻害するといったデメリットがあります。
一方でサプリメントは健康食品という位置づけから、薬のように強い刺激を腸に与える心配がなく、サプリメントの中に含まれる乳酸菌の力によって、自然な排便を期待することができます。
長く飲み続ける場合、便秘薬は強い刺激を継続的に腸に与えることになり、腸に負担をかけ続けることになります。薬が効かなくなってくると服薬量が増え、ぜん動運動がますます難しくなってしまう場合も。
サプリメントは飲み続けるほど腸内環境に良い効果が期待できるとされ、食生活や生活習慣などによって乱れがちな腸内に善玉菌を増やして悪玉菌を減らし、自然な排便へと整えていくといわれています。
また、腸内環境を整えるにはさまざまな方法がありますが、便秘薬ではぜん動運動を促すのみで、善玉菌を増やすことはできません。
その点、サプリメントなら手軽に乳酸菌の補給ができるので、薬に頼らずにお通じを改善できるというわけですね。
自宅や職場、外出先などどこへでも持ち歩けて、いつでも飲めることもサプリメントならではのメリットの一つ。
食生活に負担がかからず、持ち運びも手軽にできるサプリメントは、便秘対策の心強い味方といえますね。
成分 | 乳酸菌生産物質粉末(大豆、乳酸菌)・食物繊維(イヌリン)・難消化デキストリン・ガラクトオリゴ糖・コーンスターチ・グルタチオン含有酵母エキス末・乳酸菌末(EC-12)・有胞子性乳酸菌・乾燥生菌末(ガセリ菌)・ラブレ菌・HPMC |
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内容量 | (1袋あたり)20.46g(330mg×62粒) |