会社の同僚や学生時代の友人など、同じ年代の女性の中でも、わたしのように便秘で悩んでいる人もいれば、毎日快適なお通じがあると豪語している人もいるみたい。この差はどこにあるんだろう…と疑問に思ったわたしは、便秘になりやすい人の特徴についてリサーチしてみることに。すると、自分にも当てはまる要素がいくつか見つかりました。
胃や腸などの消化器官は、自律神経によってコントロールされています。なかでも、副交感神経というリラックスした時に活性化する神経が関係しているそうなので、仕事や人間関係などの強いストレスを感じ続けると、それを上手くコントロールできなくなってしまうことがあるのです。常にプレッシャーを感じている人や、イライラ、不安が多い人は、痙攣性便秘など、ストレス人間タイプ特有の便秘になりやすいと言われています。
若い時は快便快腸だった人でも、年齢を重ねると便秘に悩まされることがあるそう。歳を取ることでだんだんと食が細くなったり筋力が低下したりして、腸への刺激が少なくなってしまうことが原因なのだとか。さらに、高齢になると体の感覚が鈍くなり、水分を摂取することを意識して行わないので、体が脱水状態になっていることに気が付かないことがあるみたい。水分不足は便秘の大きな原因になりますからね…。
ダイエットのために極端な食事制限を行っている人も、便秘に陥りがち。高齢者の場合と同様に、食事の量が減ると胃腸を刺激できなくなって腸の運動が鈍くなってしまうからです。また、食事制限によってたんぱく質などの栄養を十分に摂取できなくなり、体力や筋力が不足して腸の運動も不十分になってしまうことがあるんだって。ちなみに、ダイエットを意識し過ぎて強いストレスを感じてしまい、便秘を起こしてしまうケースもあるそうです。
普段はお通じが良い人でも妊娠することで、便秘になってしまう場合もあります。ホルモンのバランスや子宮の大きさなど、妊娠することで、体内では、さまざまな変化が引き起こされ、それが原因となって便秘となる場合があります。妊娠時期によって、お腹の大きさ、ホルモンバランスなどが異なるので、妊娠時期に合わせて無理のない対策方法を取り入れたいですね。